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育児・家庭療育コース

育児・家庭療育コース

育児・家庭療育コース

「乳幼児教育・療育コーナー」を
「育児・家庭療育コース」に改名しました!!

 

※「鍛地頭-tanjito-」は医療・福祉機関等との連携を基盤とする〈家庭療育〉の重要性を主張しています。それが改名の理由です。

育児・家庭療育コース

 こどもの成長を願わない保護者はいません。
 時には辛く,時には楽しく,やりがいのある育児。
 だからこそ,当然,悩みだってありますよね。
 その悩みは,こどもが成長するにつれ,大きくなったり,増えたりしていませんか?

 

 それまでは,なんとも思っていなかったママ友とのお喋りの一時。
 成長していく周囲のこどもを見て,「なんだかウチの子,ちょっと違うかも…」などと心配が重なり,ママ友の輪から自然と遠ざかってしまう。
 例えば,このような経験をされた方もいらっしゃることでしょう。

 

 周囲には言えない自分だけの悩み。
 そのお悩みをお話いただけませんか?
 私たちスタッフは,そうした皆様が笑顔で育児に勤しまれることを願ってやみません。

(副塾長 住本小夜子)

【家庭療育の必要性】

 

昨今,ADHDや自閉スペクトラム症など,神経発達症の診断を受ける人が増加しています。

 

こうした状況を踏まえ,現代の脳科学は,それを遺伝と環境という2つの要因による脳機能障害と捉える学説を唱え始めました。脳機能障害なのですから,改善もできれば,(改善ができるということは)予防もできると言う訳なのです。

 

私は研究としてのデータを持ち合わせてはいません。しかし,神経発達症は,確かに改善できるし,予防できると思うのです。なぜならば,実は,私の息子(小学校2年生)は軽度の自閉スペクトラム症の診断を受けてはいますが,ほんのちょっと改善の兆しがあるからなのです。

 

ですから,療育センター等との連携を綿密に図った家庭での療育はとても大切になります。

 

まず,改善できるのですから,保護者が真っ先に我が子の将来に悲観し,家庭での教育(療育)を怠ってしまうわけにはいきません。そこで,私は神経発達症についてたくさんの知識を獲得しようとしています。療育センターの医師との連携にしても,知識がないことには十分な連携は果たせないわけですから。しかも,息子の特性を正確に見抜く(見立てる)ことはできないのですから。

 

さらに,日常,できるだけ頻繁に息子と〈対話〉をするようにしています。正確に息子の特性を理解するためです。自閉スペクトラム症なのですから,周囲のこどもたちができても,息子にはできないことが多々あるのです。ですが,自閉スペクトラム症だからこそ,周囲のこどもたちにはない素晴らしい能力を持っているはずなのです。それが何か。それを見つけて,伸ばしてやることが親の務めだと思うのです。そのために,息子の行動観察と〈対話〉は必要なのです。

 

このような営為は,最も長い時間,息子の傍にいる私がまずやらなければならないことなのです。療育センターや学校,地域等との連携も必要なのですが,息子の生活基盤である家庭がしっかりしていないと,息子も不安感を抱いてしまいます。

 

そうした意味からも,家庭での療育はとても大切なのです。

 

《「鍛地頭-tanjito-」の関連BLOG》
「時間感覚を養うスケジュール管理―軽度自閉スペクトラム症の息子の場合―」(住本小夜子,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2019.3.4)
「こどもを〈愛する〉ということ―障がい受容に視点を据えて―」(住本小夜子,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2018.9.29)
「自閉スペクトラム症の息子のやる気を引き出すスケジュール管理」(住本小夜子,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2018.9.17)
「生徒指導の三機能とメンタリングとの関係について」(住本小夜子,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2018.6.7)

【「気質診断コーナー」を廃止し,療育部門を設置した理由】

 

世の中には,人をタイプ別で類型化する発想があります。
そのこと自体を否定するつもりは毛頭ありません。
しかし,この類型化された固定的なタイプ群を如何に受け止めるか,あるいは受け止めさせるかに,私は問題性を感じるのです。

 

「お宅のお子さんは○○○○タイプだから,××××に育てた方が良い!!」

 

「本当ですか!?」と私は言いたいのです。
「鵜呑みにしていいのですか!?」と。

 

「××××」に育ててうまくいくこどももいるでしょう。しかし,神経発達症の特性を持つこどもは往々にしてそのように簡単にはいきません。定型発達をしているこどもであっても,一人ひとりの特性は異なっているのです。人だから異なって当たり前なのです。だから,断定的な言い回しの,「お宅のお子さんは○○○○タイプだから,××××に育てた方が良い!!」を鵜呑みにしてしまうと,「うちのこどもはやっぱりおかしい(異常だ)。」と悩むことになるのです。

 

そうではなくて,一人ひとりのこども(大人も含む)の特性をしっかりと見極め,良い点を伸ばしていくことが最も大切なのです。

 

こうした発想に立つとき,「気質診断(コーナー)」を当塾の相談業務の一角に取り入れていることに疑問が生じてきたのです。気質診断による結果はその人(クライアント様の立場からすれば,自分)を理解する一つのメルクマール(指標)にはなるでしょう。しかし,その結果に対して,アドバイスをさせていただく私も,クライアント様も依存(拘泥)してしまわないためには,撤廃してしまえばよい。そして,「私―クライアント様」との〈対話〉の中で,お互いを理解し合い,ラポールを形成していけばよい。

 

しかも,私は先述したように,小学校2年生までの自閉スペクトラム症を持つお子様の保護者に対しては,メンター的な役割を果たせるのではないのかと思うのです。勿論,同じ「自閉スペクトラム症」との診断でも,表出する特性や程度の差は人それぞれですから,飽くまでも,私は自分の息子に対して行ってきた,そして,現在も行っている家庭での療育をお話させていただくことになります。その中で,クライアント様が一つでも,二つでも,ご自身のご家庭で実践なさることのできるヒントをお持ち帰りになってくだされば,これほど嬉しいことはないのです。

 

以上のような理由から,「気質診断コーナー」を撤廃し,「育児・家庭療育コース」に改編した次第なのです。

 

 

 

《「鍛地頭-tanjito-」の関連BLOG》
「えっ!? 「賢い子を育てる」だって!?」(小桝雅典,当塾公式ホームページ,2018.11.1)
「賢い子を育てる」って!?―「東大・京大合格」と連結する言説を〈相対化〉する―」(小桝雅典,BLOG「鍛地頭-tanjito-」,2018.11.17)

〔参考文献〕
澤口俊之(2016.3):『発達障害の改善と予防 家庭ですべきこと,してはいけないこと』,小学館,小学館eBooks

 

岡田尊司(2012.7):『発達障害と呼ばないで』,幻冬舎,幻冬舎新書267

 

  • 【対象】0才~7才までのお子様をお持ちの保護者及び乳幼児教育・家庭療育に関心をお持ちの方。老若男女を問いません。
  • 【相談内容】育児,家庭療育,保育所(園)・幼稚園での生活及び家庭生活などについてのお悩み

    (例) 保育所(園)・幼稚園と家庭との連携/言語活用能力を基軸に据えた家庭教育の在
       り方/生活リズム/言語発達の遅れ/気質・性格上の悩み/食育/兄弟姉妹関係/
       自閉スペクトラム症等についてのお悩み(メンター的な機能) など)

  • 【主な担当者】副塾長 住本小夜子

    (育児・教育支援 こころのカウンセラー/一般財団法人生涯学習開発財団 一般財団法人ヘルスケア産業推進財団 日本学術会議協力学術研究団体 メンタルケア学術学会® 認定 メンタルケアカウンセラー®,メンタルケア心理士®

 

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