自己理解と他者理解とが育む自己成長

2018-11-25 13:34:45

 

自己理解と他者理解とが育む自己成長

 

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生きる自分への自信を持たせる
「鍛地頭-tanjito-」の副塾長 住本小夜子です。

 

 

今回のテーマは「自己成長」です。
この「自己成長」をもたらす心的営みに「自己理解」と「他者理解」とがあります。
これら,2つの視点から「自己成長」についてお話できればと存じます。

 

 

目 次

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Ⅰ 相手を理解するためには,まず自分から
Ⅱ 学ぶことをやめると成長は止まる
Ⅲ 「体験→経験」から学ぶ自己成長〔実践編(娘)〕
Ⅳ 繰り返し繰り返して育む自己成長〔実践編(息子)〕
Ⅴ 「訓練」「経験」「知識」が他者理解の基礎となる

 

 

Ⅰ 相手を理解するためには,まず自分から

 

「人は自分を理解した深さまでしか,相手を理解することができない」
という名言をご存知でしょうか?
これは,臨床心理学者である村瀬嘉代子氏が述べられている言葉です。
心理学を学んだり,福祉関係のお仕事をされたりしている方は,
一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか。

 

自分を知る(自己理解)と相手を知る(他者理解)とは,密接に関係しています。
なぜならば,自らを上辺からだけの浅いアプローチでしか理解できずにいると,
相手に対しても上辺からだけの浅いアプローチでしか理解できず,
本当の意味で「〈自己を知る〉≒〈相手を知る〉」ことにはならないからです。

 

ここで必要とされるアプローチが,
「鍛地頭-tanjito-」のブログに度々登場している
「多面的・多角的・総合的」なものの見方や考え方なのです。

 

この「多面的・多角的・総合的」な視点で自己を分析していくことで,
より深く自己(内の他者)と向き合うことが可能となります。
この自己理解の程度が,他者理解の程度として反映すると考えられています。

 

つまり,「多面的・多角的・総合的」な視点を持ち合わせている人は,
「多面的・多角的・総合的」に自己や他者にアプローチできるということです。

 

 

現在,私は心理学を学んでいます。
その背景には,日々の「育児ストレス」がありました。

 

「なぜ私はイライラしているのか?」
「もっとうまくこどもと接することはできないのか?」
「ストレスを軽減させる方法はないのか?」

 

このように長く続いた自問自答の日々が,心理学を学ぶ契機となったのです。
「多面的・多角的・総合的」に自己を理解することが,こども(他者)を「多面的・多角的・総合的」に理解することにつながるのではないか?
そのためには,まず自己の心の在り方を「多面的・多角的・総合的」に捉えたい。
かくして,私は心理学の扉を叩くことにしたのです。

 

心理学で自己分析といえば,「ジョハリの窓」がよく用いられます。
これにより,私は,
「相手は認識しているけれど,自分では認識できていない「自分」」(気づかない窓)/「相手も自分も認識できていない「自分」」(未知の窓)
に気づくことができたのです。

 

 

自己理解と他者理解とが育む自己成長

【心理学の分野において自己分析に使用される「ジョハリの窓」】

 

 

ここで問題は,気づいただけで終わらせて良いのか?
ということです。

 

そうです。終わらせてはいけないのです。

 

「未知の窓」(気づいていなかった自分)に気づいたのに眠らせたままにするのはもったいない!!

 

自己の奥底に眠る「自己」を知ることができたのならば,自己の内なる他者としっかりと〈対話〉をすれば良いのです。端的に述べれば,短所を改め長所を伸ばせば良い。

 

一例として,………

 

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