青天の霹靂 ― 一人ひとりが輝く育児 ― 〔第1回〕
2018-05-14 13:16:51
すかさず! 大きな声で! スマイル!!
私(たち)は,あなたのことを誰よりも精一杯愛している。
みなさん! こんにちは。
「生きる自分への自信を持たせる
鍛地頭―たんじとう―」の塾長 小桝雅典です。
ここ最近,急ピッチで育児書を渉猟しています。
にわか勉強です。申し訳ありません。
まあ,うち(当塾)には,
家庭療育で実践を積んでいる副塾長(住本)がいますから,
それなりに安心はしていますが……。
このように申し上げるのには理由があります。
青天の霹靂!
言語能力育成私塾を目指す,今なお実体のないうちが,
突如,「乳幼児教育コース」を設置し,実働。
急遽,今月の29日(火)に講座を展開。
こうした運びになったからです。
副塾長がいなかったら,勿論,こうした展開にはならなかったでしょう。
いや,副塾長を恨んでいるのではありません。
感謝しています。
「申し訳ありません。」「うちには副塾長がいるから。」と述べたのは,
ただ,育児の専門家がいないところで,
一夜漬け講師による講座の開講はあり得ないと言いたいだけなのです。
学問的裏付けのない講座は「学問(研究)」に失礼だし,
その受講者に申し訳ないわけです。
そのような思いから,今月29日(火)の講座で,
私は司会業に徹するわけですが,
それでも育児についての勉強をしておかないといけないと思って,
育児書を読み漁っているのです。
副塾長は,現在,育児の真っ只中にいます。
だから,育児に強い関心があります。
私は,そもそも国語教育の分野にいました。
中でも大学院での研究分野は古文文学教育です。
当然,古くても新しくても,〈言葉〉そのものに強い関心があります。
そして,ふたりには,
「他者(ひと)のお役に立ちたい(社会貢献)」
との切なる願いがありました。
教育のみならず,
人の営為はすべて〈言葉〉で紡がれています。
誰しも,脳裏でものを考えるときには,
〈言葉〉で考えているわけです。
他者の「言葉」を聴き,自らの脳裏のスクリーンに描かれるイメージも,
〈言葉〉によって再構築されているわけです。
だから,脳裏に蓄積される〈言葉〉の数が多いほど,
深く・幅広くものを考えることができるのです。
極端な例ですが,3つの〈言葉〉しか持たない脳よりも,
100個の〈言葉〉を持つ脳の方が,考えが深く・広いはずなのです。
勿論,知としての〈言葉〉を活用・運用できての話ですが。
育児も〈言葉〉で織りなす尊い営為だと思います。
育児にかかわる,特に保護者が〈言葉〉豊かに,優しく,
乳幼児(こども)に表情豊かに語りかける。
乳幼児(こども)は,その保護者の〈言葉〉と表情を感知する。
万一,保護者の〈言葉〉がいわゆるボキャ貧だったら……
仮に,表現(パフォーマンス)力に不足していたら……
副塾長と私の関心が合致した地点に「乳幼児教育コース」が誕生しました。
〈言葉〉と表現力の豊かな保護者が,〈言葉〉と表現力の豊かな乳幼児(こども)を育てる育児。
そんなコンセプトが,いつしかうちに出来上がっていたのです。
(つづく)