「家庭の教育方針」と「学校等の教育方針」

2018-02-26 19:07:09

 

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「家庭の教育方針」と「学校等の教育方針」

私(たち)は,あなたのことを誰よりも精一杯愛している。

 

 

みなさん,こんばんは!!
「生きる自分への自信を持たせる
鍛地頭-tanjito-」の副塾長,住本小夜子です。

 

 

塾長がどんな人なのかチラホラと見え始めたところで,
今日は,私の子どもについて,お話しようと思います。

 

 

私には,やんちゃ息子(6歳)と,おてんば娘(2歳)がいます。
息子は年少から幼稚園に通っています。
娘は待機児童となっていましたが,ようやく入所が決まり,今年1月から近くの保育所に通っています。

 

 

娘の保育所への入所が決まって安堵していた矢先,とある事情があって,
急遽,息子が幼稚園を転園することになりました。
冬休み中のことでしたので,年も押し迫り,転園先を探すのも一苦労でした。

 

新しい幼稚園を探す上で,私が最も重要視したものは「園の教育方針」です。

 

 

息子が3歳の頃でした。
入園先を決める際に何を基準にしてよいのか分からずにいた私に,
当時お世話になっていたオープンスペース(乳幼児とその保護者が気軽に集い,遊べる場所)の先生は,

 

「まず,園によって教育方針の違いがある。」
「入園希望する園の方針と,子どもの性格や家庭の教育方針とがうまく合うかどうかが一番重要なんよ。」

 

と教えてくださいました。

 

息子が3歳ということは,私も母親になって3歳。
初めての育児は分からないことだらけで,日々勉強。
今でも,先輩ママやママ友,先生など,たくさんの方に助けていただいています。

 

 

「家庭の教育方針」と「学校等の教育方針」

【お世話になっていたオープンスペース】

 

 

育児をしていく上で,我が家の「家庭の教育方針」は,次のようなものでした。

 

1 日常生活を通して,自然とあいさつができるようになる。
2 相手を傷つけたり,自分を傷つけたりすることはしない。
3 時間を守って,規則正しい生活リズムを身に付ける。
4 「ありがとう」「ごめんなさい」と素直に言えるよう,思いやりを持った子
 になる。

 

急遽,息子の転園となりましたが,
私は幼稚園選びにおいて,上述の「家庭の教育方針」と「園の教育方針」とがマッチしないところは選ばないと,決して妥協をしませんでした。

 

だから,幼稚園選びは,余計にも困難を極めました。
だって,これは,何よりも息子のためなのです。

 

「家庭の教育方針」と「園の教育方針」とが異なってしまうと,子どもが混乱します。
「お家では○○なのに,幼稚園は△△なんだよ。」というように,「どちらが良いの?」となりますよね。
特に,自閉症スペクトラム等をお持ちのお子様の場合は,そうです。

 

 

転園先の幼稚園で,園長先生とお話をさせていただいた時のことです。

 

「とにかく,お子さんが第一です!!」
「私たち(教諭)が,お子さんをしっかり理解することが大事なので,安心して預けてください!!」
「とにかく,とにかく,お子さんが第一なんです!!」

 

と力強く言っていただき,私は感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
自然と涙が溢れ出てきたのです。

 

 

息子は,4月から小学校に入学します。

 

 

「家庭の教育方針」と「学校等の教育方針」

 

 

学校は特別なことがない限り,学区で入学先が決まっています。
「家庭の教育方針」と「学校の教育方針」とがマッチしなかったら?

 

私は先ほどの園長先生のお言葉を思い出すのです。
学校の先生方も児童生徒を良くしたいと考えてくださっています。
保護者も,勿論,そうなのです。

 

つまり,仮に「家庭の教育方針」と「学校の教育方針」とが微妙に異なることがあったとしても,

 

「子ども(児童生徒)をより良くしていくためには,どのようにすればよいのか?」

 

を中心となる視点に据えて,お互いの「対話」を深めていけば,間違った方向に行くことはないのだと。

 

 

現在,息子は,のびのび,生き生きと日々を過ごし,「毎日,楽しい☆」と言っています。
子どもとしっかり向き合ってくださる保育士や先生がいらっしゃることは,
「保育所(園)・幼稚園」や「学校」などへの信頼へと繋がります。

 

これから保育士や教員を目指される方も,すでに保育士や教員となられている方も,
乳幼児や児童生徒,一人ひとりとしっかりと向き合ってあげてください。

 

保護者もしっかりと向き合いますから。

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