家庭で行う食育―「集団指導と個別指導」の観点も交えて―〔その1〕
2018-02-27 19:45:28
すかさず! 大きな声で! スマイル!!
私(たち)は,あなたのことを誰よりも精一杯愛している。
みなさん,こんばんは!!
「生きる自分への自信を持たせる
鍛地頭-tanjito-」の副塾長,住本小夜子です。
昨日は,私の息子についてお話しましたが,
本日は,私の娘についてもお話させていただこうと思います。
今年の4月で3歳になる娘。
親バカかもしれませんが,年のわりにはしっかりしていて,陽気なお調子者です。
そんな娘の育児に関して,悩みが1つあるのです。
産まれた時は,髪の毛が少なく,よく男の子に間違えられていました。
【生後2か月の娘】
今では,まあまあ女の子らしくなったというか・・・
【2歳の娘】
おっと!!
悩んでいるのは,髪の毛についてではなく,【偏食】です。
失礼しました(笑)
完全母乳で育ててきて,生後5か月から離乳食を開始。
しかし,娘は全く興味なし!!
妹ということで,兄を育てた経験を生かし,
兄と同じように育児をしようとしたのです。
しかし,なかなかうまくいきません。
そうならば,「娘の離乳食開始は1か月先に延ばせばいいか。」と
高を括っていました。
生後6か月になり,予定どおり離乳食を再開してみたのですが,
これまた,どんなに工夫をしても食べないのです。
息子は,好き嫌いなく何でも食べていたので,私は困り果ててしまったのです。
息子の育児で得た知識や経験を,
そのまま娘に使えるものだと勝手に信じ込んでいました。
同じ親の元から生まれてきた子どもなのに,
食べ物の好みも,
はたまた性格にいったっても,兄妹で真反対。
例えば
息子は人見知りをしない,娘は人見知りをする。
息子はのほほんとした性格,娘は気丈な性格。
息子は諦めが早い,娘は粘り強い。
などなど。
時々,娘が息子をなだめていたり,
「あれして!!」「これして!!」と指図していたりするので,
「どっちが年上なの?」と思うこともあります。(笑)
【正座した息子に指示する娘】
でも,そのような兄妹の嗜好・性格や,やり取りの場面を見ていて,
はっと気づいたことがあったのです。
生まれたその日から,
ふたりの子どもたちは別々の一つの人格なのだ,と。
当たり前のことなのですが,でも,はっきりとそう思ったのです。
息子には息子の,娘には娘の個性がある。
その一人ひとりの個性としっかりと向き合って,
それぞれの個性を大切にしていかないといけないのだ,と。
そして,そのことが一人ひとりを大切にすることなのだ,と。
子どもたちは私の所有物ではないのです。
私と同様,すでに立派な一つの人格なのです。
一人格が一人格を尊重する当たり前の姿勢があって,
その上で,それぞれの(子どもたちの)個性を理解し,
初めて個に応じた指導が生きる。
塾長がよく口にする「児童生徒理解」の原点は,
ここにあるのではないのかと思うのです。
【同じお絵かきでも中身は・・・】
(文責 副塾長)