朝,しんどくても,保護者が笑顔でいる効果とは? ―「礼」? 「ミラーニューロン」?―

2018-05-23 05:09:24

 

すかさず! 大きな声で! スマイル!!

朝,しんどくても,保護者が笑顔でいる効果とは? ―「礼」? 「ミラーニューロン」?―

私(たち)は,あなたのことを誰よりも精一杯愛している。

 

 

みなさん! こんにちは。
「生きる自分への自信を持たせる
鍛地頭―tanjito―」の塾長 小桝雅典です。

 

 

前回のブログで副塾長の住本がつぶやいていたことについて,
私が話題を横取りしちゃいました!
(前回の記事→「朝の気分で1日が決まる」

 

「後日のアメブロでお話します」としていた
三つの話題のうちの一つ。
「朝,しんどくても,保護者が笑顔でいる効果とは?」について,
私なりにつぶやいてみます。

 

 

 

副塾長は,
「1日のスタートを,明るく楽しくすることは,本当に大切。」と述べています。
「私(自分)の気分が,そのまま,こどもに影響する」ので,
保護者が(精神的に)しんどくても,
「保護者の笑顔がこどもを笑顔に変える」
から,と。

 

このつぶやきを耳(目)にしながら,私は,
」と「ミラーニューロン(神経細胞)」を思い出していました。

 

 

中国春秋時代の思想家である孔子は,
」について説いています。

 

 

朝,しんどくても,保護者が笑顔でいる効果とは? ―「礼」? 「ミラーニューロン」?―

【中国の思想家 孔子】

 

」とは,
「仁」が態度や行為として外面にあらわれたもの
というくらいの意味ですかね。

 

」とは,簡単に述べれば,
「人を愛すること」とでも言えば良いのでしょうか。

 

 

29年間にわたる私の教職経験の中で,
次のような事実を見聞しました。

 

県下のとある高等学校。

 

登校時,
自転車通学の生徒は,校門の前で自転車を降りて立ち止まります。
徒歩で通学する生徒も,校門の前で立ち止まります。
校門の前で立ち止まったかと思うやいなや,
一人ひとりの生徒が,校舎に向かって深々と一礼。

 

その後,黙々と校内に歩を進めるのです。
(外面の形成)

 

この取組みの効果は,
生徒の心を落ち着かせ,
校内に安心で安全な学びの環境を醸成したことにあります。
(内面の形成)

 

「仁」(内面)が養われれば,「礼」(外面)に体現化する。
取り立てて「礼」が養われれば,「仁」が生まれる。

 

 

 

まだ研究途上の「ミラーニューロン」。

 

 

朝,しんどくても,保護者が笑顔でいる効果とは? ―「礼」? 「ミラーニューロン」?―

【ミラーニューロンによる対話(イメージ)】

 

人の場合,新生児から生後12か月頃までに発達すると考えられているようですね。

 

・他人の動作を見て,自分のことのように共感する。
・他人の意図を理解して,次の行動を予測する。
・言語を獲得する。

 

などの機能があるとか。

 

仮に,こうした研究の結果が〈真〉であるならば,
乳児の教育は重要な意味を持ってくると考えられますよね。

 

 

朝,しんどくても,保護者が笑顔でいる効果とは? ―「礼」? 「ミラーニューロン」?―

【母子間のミラーニューロンによる対話(イメージ)】

 

 

保護者がしんどくても,
笑顔(外面)をつくれば,保護者自身の心(内面)が笑顔に変わる。
保護者の笑顔は,(ミラーニューロンによって)こどもを笑顔に変える。……A

 

う~ん,
「笑顔をつくる」ことを自らに強制すべきなのか。
しんどいことはしんどいと口に出すべきなのではないか。……B

 

AとB,どちらかが正しいと考えるよりも,
「両者の均衡(バランス)」が大切」なのだと思います。

 

では,何をメルクマールに「均衡(バランス)」を保つのか。
その辺りの秘訣は,当塾のセミナーでお話することにしましょう(笑)

 

 

因みに,私が大切にしている〈言葉〉の一つが,
「均衡(バランス)」です。

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