「地頭(じあたま)」の定義
結論から述べれば,当塾では
「地頭(じあたま)」を「総合的な人間力」
と定義しています。
勿論,「地頭」を「12歳頃までに成熟する先天的な知能」と捉え,「地頭」そのものを鍛えられないものと考える向きがあることも承知しております。しかし,そうした思考は脳科学が進歩する昨今,アナクロニズムを免れないのです。
当塾では「能力」を基軸にして,「地頭」を次のように概念化しています。
豊富な知識量を基盤とした,
問題解決能力(自らの身辺に生起する問題を発見し,
その解決方法を自分の頭で思考・判断し,実践〔表現〕できる能力)
その解決方法を自分の頭で思考・判断し,実践〔表現〕できる能力)
◎ 問題状況を多視点から捉え,分析できる能力
◎(社会的)コンテクストに応じた情報を収集し,知識化した情報を
活用(論理的思考)・表現(コミュニケーション)できる能力
(インプットからアウトプットできる能力)
◎豊かな発想力・想像力
「思考力・判断力・表現力(・俯瞰力)」を継続できる能力
豊かな人間関係形成能力
(乳幼児から大人に至るまでの「人(の存在)」を心から愛する豊かな感性)
(乳幼児から大人に至るまでの「人(の存在)」を心から愛する豊かな感性)
◎他者を多視点から捉える能力
他者と新たな文化を〈共創造(co-creation)〉できる能力
こうした認知能力・非認知能力(社会情動的スキル(Social and Emotional Skills))は,現代を生きる全ての人々に求められているものです。
このように考えるならば,「地頭」の鍛錬は私たちにとって不可欠なものと言って過言ではありません。