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「鍛地頭-tanjito-」の世界

このページの目次
  1. 塾長あいさつ
  2. 広告

塾長あいさつ

「鍛地頭-tanjito-」の世界

「鍛地頭-tanjito-」は,この度,三度目の生まれ変わりを果たしました。

 

その理由は,次のとおりです。

 

当塾の経営理念の一つに「学習する組織(learning organization)」があります。このコンセプトそのものはハーバード・ビジネス・スクールの教授であったクリス・アージリスとドナルド・シェーンが提唱したものです。しかし,当塾では,「学習する組織」を構築するために必要な3つの柱と5つのディシプリンをもってその理論を広めたピーター・センゲの理論に依拠しています。

 

  1. 自らを動かす力(自己マスタリー、共有ビジョン)
  2. 複雑性を理解する力(システム思考)
  3. 共創的な対話する力(メンタルモデル、チーム学習)

引用元:参考サイトa

 

ピーター・センゲはその上で「学習する組織」を次のように定義しています。

 

  1. 人々が継続的に学習してその能力を拡張することで、望むものを創造したり、普遍的な概念や新たな発想を成長させたりする場所。
  2. 人々が高いモチベーション(意欲)を持って、共通の目標(ビジョン)の実現のために、コミュニケーションの方法を学習しながらシステマティックなアプローチをしていく組織・チーム。

引用元:参考サイトc

 

こうした組織(チーム)は組織を取り巻く外的環境の急激な変化に対してレジリエンス(弾力,強靱さ)を持ち,フレキシブル(しなやか)である特性を持ちます。

 

組織学習の基本単位はチームであり、学習する組織を行うチームでは、すべての構成員が自律性と協調性を持ち、環境に適応する強さと将来の変化に対応する柔軟性を理解し実践することにより、組織全体が学習する能力を備えているといえます。

引用元:参考サイトb

 

実は,当塾はこれまで現代をポストモダンの時代の終焉期と捉え,一元論的トランスモダンの時代の到来を予測するとともに,そのような〈出現する未来〉に向かうため,C・オットー・シャーマーの「U理論」を援用しながら,「システム思考」,「〈共創造(co-creation)〉」及び「〈対話(/傾聴)〉」などの重要性をBLOG記事として認(したた)めて参りました。

 

 

 

このような当塾の思考性とピーター・センゲやオットー・シャーマーの論理との間には多分に通底するところがあります。当塾は,当塾のみならず,全ての保育所(園)・幼稚園・学校が,否,世界中の組織が「学習する組織」を志向するべきであると考え続けているのです。したがって,当塾自体が常にヘーゲル弁証法のトリアーデの一つであるジンテーゼを求め,学び続け進化し続けており,そうした当塾でのエピステーメーのもと,今回三度目の生まれ変わりを果たしたという次第なのです。

 

また,トップページの巻頭言でも触れたように,これからの一元論的トランスモダンの時代は民間教育(機関)がAI導入に伴う〈新しい教育〉をファシリテートする時代となります。なぜならば,結論から申し上げて,公教育は質的低下を惹起し,瓦解していくからです。大量退職者を出す一方で,主に多忙を理由に管理職になりたがらない中堅教員たちの現状があります。現実,力量のある教員が学校のリーダーとならない学校現場が既に展開されつつあるのです。さらに,追い打ちを掛けるように,これまた多忙を理由に教員の志願者が激減している現況があります。こうした状況を鑑みるだけで,公教育の質的低下は免れませんし,既に低下しているわけです。それでありながら,新学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」が標榜されています。この「学び」自体は素晴らしいもので,私が平成15年度に大学で講義をしていた内容であるのですが,こうした「学び」は一人ひとりの教員に十分な力量(教科指導力,生徒指導力,人間関係形成能力など総合的な能力)がないかぎり進展することは不可能なのです。しかしながら,世界の情勢からそうした「学び」を推進していかないと国家として世界(の先進的な教育)に立ち遅れてしまうわけですから,突き進むしかない。では,どうすれば良いのかという話になったとき,(そうした「学び」を推進する力量を持たない受験産業を除く)民間の教育に頼らざるを得ないとする帰結を生むことになるのです。

 

そこで,我々「鍛地頭-tanjito-」が立ち上がらなくてはならないと考えたわけです。これも三度目の蘇生の理由となります。

 

こうした理由から,当塾の業務内容を改めて見直し,拡張・整理いたした次第です。また,将来的な新たな構想(企画)をも捻出いたしました(トップページを参照のこと)。

 

以上,「鍛地頭-tanjito-」は将来的な民間の教育センターを目指し,全ての乳幼児・児童・生徒のために,保護者のために,そして地域社会のために,〈ホンモノの教育〉を追究し進化し続けて参ります。

 

何卒皆様からのご指導・ご支援のほど,よろしくお願い申し上げます。

 

 

 平成31(2019)年4月19日

 

 

塾長 小桝 雅典

 

 

 

 

 

[参考文献]

  • 『学習する組織』(ピーター・M・センゲ著,枝廣淳子・小田理一郎・中小路佳代子訳,英治出版,2011年6月)
  • 『U理論 過去や偏見にとらわれず,本当に必要な「変化」を生み出す技術』(C・オットー・シャーマー著,中土井僚・由佐美加子訳,英治出版,2010年11月)
  • 『出現する未来から導く U理論で自己と組織,社会のシステムを変革する』(C・オットー・シャーマー・カトリン・カウファー著,由佐美加子・中土井僚訳,英治出版,2015年7月)

 

[引用・参考サイト]

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